2015年6月22日(月)に、名古屋商科大学大学院メインキャンパスとなる名古屋キャンパス丸の内タワーの竣工式を開催いたしました。完成した「名古屋キャンパス丸の内タワー」の様子を写真と共にお伝えいたします。
地下鉄「丸の内」駅から徒歩3分に立地する丸の内タワーは、地上14階、地下1階。クラシックかつモダンな外観は名古屋商科大学の「歴史と革新」を表現しており、最新の免震構造を有し、環境に配慮したサステナブル建築をめざし、最新の省エネ技術を随所に採用しています。
新たな感性と、伝統の融合。
2013年に名古屋商科大学は創立60周年、2015年は学園創立80周年という節目を迎えました。記念事業として建設した丸の内タワーでは、マネジメント教育の国際認証評価機関から認められた「世界に通用するMBA教育」を拡充します。
グローバル経営人材の養成、事業承継者の育成、企業の経営基盤強化に資する企業研修、単科講座の開講、地域コミュニティー貢献としての公開講座開講、アジア・パシフィックケースセンターの拠点として、先進的な教育・研究プログラムをさらに進化させ、アジアにおけるリーディングビジネススクールを目指します。
丸の内タワーの設計は、世界のトップビジネススクールを視察し、教育研究施設・設備等について研究しました。丸の内タワーは、「伝統」と「革新」の融合をテーマに、国内で初めて本物のケースメソッド教育を行うのに最適な環境を整備しています。
職場、講義室に次ぐ「第三の場所」。
3階は「Learning Salon」として、人が集える空間を整えました。カフェラウンジやアルムナイラウンジなどで食事を楽しみながら交流できます。
「人が集まるからこそビジネスが生まれる。」
リラックスできる快適な空間だからこそ生まれる新しい出会いやビジネスが生まれる場、そんな場所を目指しています。
世界に発信する最先端教育の場。
学生用自習室には教員執筆の図書など、ビジネス実務で役立つ図書が配備されています。デスクトップPCもあり、講義準備にも活用できます。
4階にある学習スペースと、4・5階にある教員の研究室。この間(4〜5階)をつなぐのは、曲線が美しい螺旋階段。教員同士や教員と学生間の移動や情報共有、交流ができます。
質の高いディスカッションを促す空間。
講義室のある各フロアは、グループルーム、自習スペース、共有スペース、トイレを配備(※160人教室は除く)しています。
都市型キャンパスのデメリットである縦移動を無くし、1フロアで完結できるようにしています。
馬蹄型の講義室は、本物のケースメソッド教育を国内で初めて全面採用するための構造になっています。
講義室には一切窓がなく、講義に集中できる環境です。グループルームは窓がある開放的な空間で意見の幅を広げられる環境です。
高層階になると、より開放的で都会的なオフィスを思わせる雰囲気が感じられます。
新しい価値をつくるイノベーションの現場。
すべての講義室は、マイク無しでも声が届く音響構造です。
12階〜13階の講義室は、馬蹄形の教室とは異なり、オープンな部屋です。
部屋と部屋を繋ぐすべての床がフラットになっており、動きのあるアイデアディスカッションやワークショップなど、クリエイティブな講義に対応できます。
体を動かし、精神を鍛える。
最新鋭フィットネス機器が設置されたホスピタリティフロアでは、身体から思考までをストレッチすることができます。
シャワー室、ロッカールームも完備しています。
フィットネスには、オリンピック選手も使用しているイタリア製トレーニングマシン「テクノジム」を揃えています。各マシンには心肺監視トレーニング機能や心肺機能向上用プログラムが付いており、ダイエットやウェイトロス用トレーニングがより効果的に行えます。タブレットのような使用感のタッチスクリーンも搭載されており、トレーニング中もインターネットやTV、ラジオ、その他アプリを楽しむことができます。シャワールーム・ロッカールームも完備していますので、快適な環境でトレーニングしていただけます。