第86回エグゼクティブセミナーを開催しました
東京にて、本学MBA/EMBAコース、税理士養成課程、MBA単科で用いられているケースメソッドや実践的教育について、より多くの方にご体験頂くため、エグゼクティブセミナーを開催しました。
経営者としての力量が試されるコーポレートガバナンスについて、過去の成功事例、失敗事例を元に弁護士でありながら国際経営コンサルタントを務めていらっしゃる本学の植田統教授にご登壇頂きました。
日本的コーポレートガバナンスを考える〜セブンアイと東芝の事例から〜
2016年4月にセブンアイの鈴木敏史会長の退任においてプラス方向のガバナンスが働いた一方、東芝の不正会計の問題にコーポレートガバナンスが機能しなかったマイナス方向のガバナンスの事例を通し、本来あるべきコーポレートガバナンスはどのようなものかをセミナーの中で解りやすく解説をいただきました。
グループディスカッションでは、東芝ではガバナンスが機能せずセブンアイではなぜ機能したのかを議論し、参加された受講者の方々が深く議論を繰り広げられました。
植田統教授のプロフィール
ダートマス大学エイモス・タック・スクールMBA、成蹊大学法務博士取得。東京銀行(現三菱東京UFJ銀行)で外国為替業務、融資業務を経験し、世界4大経営コンサルティング会社のブーズ・アレン・ハミルトン(現ブーズ・アンド・カンパニー)で戦略コンサルティングを担当し、レクシス・ネクシス・ジャパン代表取締役社長として、日本市場でのビジネスを立ち上げ、2008年からは、アリックスパートナーズでライブドア、JALの再生事件を担当。現在は、弁護士、国際経営コンサルタントとして独立し、金融業界での経験を弁護士業務と融合させ、専門性に裏づけられた企業経営へのアドバイスを行っています。
次回のエグゼクティブセミナーのご案内
第87回 『行動経済学で学ぶ、証券会社や銀行が教えてくれない資産運用』
講師:岩澤誠一郎教授
場所:名古屋、東京(聴講)、大阪(聴講)
キャンパスによっては、残席わずかとなっております。ご希望の方はお早めにお申し込み下さいませ。
このように、本学では国際認証校のビジネススクールとして、世界に通用するMBA教育を、より多くの皆様にご体感いただけるよう、無料の公開セミナーやMBA説明会を定期的に開催しています。その他イベントも多数、東京にて開催を予定しています。MBAへ学びの意欲のある方は誰でもご参加いただけます。お気軽にご参加ください。