今学期もGlobal Leader Programに在籍する留学生9名がブラザー工業株式会社・ブラザーミュージアムを訪問しました。
ブラザーミュージアム訪問
本イベントは英語MBAに在籍する留学生を対象に、愛知県のグローバル企業を訪問して日本のビジネスに関して理解を深めてもらうという目的で毎学期開催されています。今回は毎学期恒例のブラザー工業株式会社の製品の展示館であるブラザーミュージアムを訪れました。ブラザー工業株式会社は主にプリンター、ファクシミリ、ミシンなどを製造している電機メーカーで、40以上の国と地域に生産、販売・サービス拠点を持つ、世界でも有名なグローバル企業です。ブラザーミュージアムではブラザーの100年以上の物作り技術の歴史を製品展示を通して学ぶことができます。
ミュージアムの館長からは会社の歴史や事業内容、今後の戦略等についての話を伺いました。ブラザーでは3年ごとに中期戦略を設定し、日本に10社ある競合他社との中で、常に企業の生き残りと成長を目指し、努力を続けていることを学びました。展示室では、ガイドさんによる案内の元、過去の製品の展示を見たり、昔のミシンやタイプライターなどを実際に体験したりしながら、ブラザーの歴史に触れました。見学の最後にはカラオケやステッカーメーカー等の最新の製品も実際に使用することができ、過去から現在までの技術の進化やブラザー製品の多様性・利便さに大変驚き、時間を忘れるほど製品の体験を楽しんでいました。見学後には、学生から「ブラザーがカラオケ機器まで製造していることは知らなかった」「実際に製品に触れながら学ぶことができて楽しかった」などの声があり、良い学びの機会となったようです。
Global MBA
名古屋商科大学ビジネススクールには、正規学生、ダブルディグリー生、交換留学生など世界各国からの留学生が在籍しております。名古屋校丸の内タワーで開講のGlobal MBAプログラムでは、グローバル企業のマネジメントの中核を担う人材の育成を目指し、全ての講義が英語で行われます。本プログラムでは、戦略的思考・リーダーシップ・経営における意思決定能力等、マネジメント分野の知識やスキル及び英語による高度なコミュニケーション力を修得することを目的としております。全授業にケースメソッドを採用し、日系企業に関するビジネスケースやグローバル企業ケースを教材としたケーススタディ、日系企業との連携によるプロジェクト演習、日系企業におけるインターンシップ等、実践的な学修プログラムとなっています。