1999年に設立された日本管理会計学会の第30回目となる2020年度年次大会が名古屋校丸の内タワーにて、新型コロナウィルス (COVID-19)の感染防止対策を徹底して開催されました。47編の自由論題報告と2つのスタディーグループ報告に加えて、学会初日にはオンラインによるJournal of Management Accounting ResearchのEditorのJason Schloetzer先生に「evidenceを高めるためのリサーチデザインに関するご自身の研究について」の特別講演を実施し、2日目には曙ブレーキ工業株式会社 前副社長の荻野好正氏をお招きし、「日本企業の経営について」討議する特別企画が開催されました。全日を通して120名にも及ぶ方が参加され、今年度のテーマである「エビデンス・ベーストな(Evidence based)管理会計研究」についてそれぞれが研究内容を発表された盛大な大会となりました。
《日本管理会計学会》
日本管理会計学会は、管理会計の研究、教育および経営管理実務に関心をもつ研究者や実務家から構成される組織
日本管理会計学会
「日本管理会計学会2020年度年次全国大会」 準備委員長 辻正雄教授
カリフォルニア大学ロサンジェルス校(UCLA)博士課程C.Philを経て、1978年より早稲田大学専任講師、同助教授、1985年より同教授。早稲田大学商学部長(2002年~2004年)。日本管理会計学会副会長(2005年~2007年)、同会長(2008年~2011年)、日本会計研究学会評議員(2009年~2015年)、現在、日本管理会計学会常務理事(2011年~)、Asian-Pacific Management Accounting Association Senior Director(2015年~) 公認会計士二次試験・試験委員(1999年~2002年)、同三次試験・試験委員(2005年~2006年)、中小企業診断士試験基本委員(2002年~2004年)、中小企業診断士試験委員会委員長(2004年~2008年)、最高財務責任者(JCFO)検定試験・試験委員(2005年~2012年)、日本会計研究学会特別委員会「経営者による会計政策と報告利益管理」委員長(2013年~2015年)