名古屋商科大学ビジネススクールの2020年3月/9月修了生による特定課題研究のケース発表会が開催され、マネジメント研究科の在校生・修了生の発表希望者45名が発表しました。
2年間の集大成を発表し、在校生に共有
例年は名古屋キャンパス・東京キャンパスで開催されていたケース発表会を、今回は名古屋キャンパスだけで開催しました。またコロナ禍の影響を受けて、ケース発表会がこの9月に延期された3月修了生の希望者との合同開催となったこともあり、二つの会場に分けて会場の換気・ソーシャルディスタンスを守っての開催となりました。例年、過年度の修了生も聴講参加しているこのイベントは、同窓生ネットワークがより広がる機会でもあります。今回は密の状態を避けるために聴講者も在校生に限定し、事前登録制になりましたが、それでも、一つでも多くの発表を見ようと、発表者が交代するたびにそれぞれの会場を行き来する姿が多く見られました。修了生からは二年間の集大成として、それぞれが研究を重ねてきた内容を発表だけでなく、今取り組んでいるビジネスへのMBAスキルの活用、またこれからの展望を語り、在校生へのこれからの学修のアドバイスやケース作成してのエールが送られました。
ケースライティング
名古屋商科大学ビジネススクールでは、二年次にMBA/EMBAプログラムのコースの修士論文として特定課題研究のケースライティングを行います。それぞれ自社や興味を惹かれる企業を対象に研究課題を設定し、その課題についての分析と解決方法を記したコンサルティングノートと一緒に提出することで、修了要件としています。