ビジネス公開講座第106回を開催しました

2016/05/25 Wed #ビジネス公開講座

名古屋商科大学ビジネススクールでは、皆様の見識を広げる場として平成14年から「ビジネス公開講座」を開講しています。
いま、世界的に産業界の地殻変動が起こってきています。
そこで、今年度（平成28年度）のビジネス公開講座では、いくつかの注目業界の現状および展望について、当該業界を客観的に観察されてきたプロフェッショナルにお話をうかがいます。

5月25日に開催した第106回ビジネス公開講座では、国際経営コンサルタントとして多くの企業や自治体の政策アドバイザーとして活躍されている石原昇様より近年話題のロボット業界について講演していただきました。

第106回ビジネス公開講座のテーマは「ロボット」

テーマ：第3次ブームのロボットはメガトレンドへ～人工知能との融合で広がる事業機会～
講演者：つくば市政策アドバイザー石原昇氏

愛嬌のあるヒト型ロボットのPepperが、ショールームや店頭で接客するなどロボットが身近な存在になっています。
今回講演してただいた、石原昇氏はつくば市の政策アドバイザーを務め、東大先端研の研究員として経産省委託の「ロボット先端開発調査」などを手掛けられた、ロボット業界についての博識者です。
今後ロボットの活用はますます拡大する傾向で、先端ロボット技術のブームは一過性のものではなく、メガトレンドになっており、ビジネスの中で重要なトピックスとなっています。
ロボット・イノベーションの時代がきて、ロボットが少子高齢化への対応や安心安全社会への対応にとても役に立つことを具体例を挙げながら紹介していただきました。
2020年の東京オリンピック、パラリンピックを控え、加速度的にロボットの技術刷新が図られ、日本が産業立国としての再生の切り札になると力強いお話でした。