原島 秀哲さん
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3C分析、SWOT分析をはじめとしたフレームワークの基礎からマーケティングミックスの手法、企業価値を数字で捉えるコーポレートファイナンスなど、事業の創造に直結する基本的な知識を養うことができました。また...
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PreMBA
大阪校にて、落合康裕教授による「事業の承継と革新-愛知県信用金庫協会提携講座-」が開講されました。この授業では、ファミリービジネス研究において最も重要な課題とされてきた事業承継の事例に焦点を当てて、ファミリービジネスの複雑な現象を多元的、多角的、時間経過的に分析していきます。
ファミリービジネスは、日本企業の約97%を占めており、日本経済の中心的役割を果たしています。日本では昨今の大塚家具の問題などファミリービジネスの事業承継の問題を中心に、当該研究領域に対する関心が高まってきています。この授業では、ファミリービジネス研究において最も重要な課題とされてきた事業承継の事例に焦点を当てて、ファミリービジネスの複雑な現象を多元的、多角的、時間経過的に分析していきました。
授業1日目は、大和川酒造店(創業229年の酒造店)のケースディスカッションを通じて、事業継承の取り巻く状況や後継者の能動的行動が発現するメカニズムについて学びました。親から子への事業承継において一番難しいことは、「親と子の関係、上司と部下の関係」、この2つの関係バランスを保つことであり、それぞれの関係がどのような効果を生み出すのかについて議論しました。「親子関係はライフコースが異なるためイノベーションを起こす発火装置になる可能性がある」、「親が子供を特別視するがあまりに従業員の従属意識が低下する」、「上司と部下の関係は、組織の秩序を保つ機能がある」など、受講生から様々な意見が出ました。
本授業は、PreMBA(履修証明プログラム)あるいはMBA単科 として開講されており、MBAの基礎を年間を通してあるいは特定の科目を集中的に受講し、専門知や実践知を体系的に修得していきます。
PreMBAとはMBAのエッセンスを凝縮して1年間で学ぶ事が可能なプログラム。マネジメント領域の学修を網羅したカリキュラムを年間を通して体系的に受講することで、ビジネスに必要な高度専門基礎知識・スキルを修得します。プログラム修了時には学校教育法に基づいた「履修証明書(Certificate)」が交付され、社会人の学び直しやキャリアアップに有効です。PreMBAは高卒以上の方から受講することができ、プログラムを修了した方は、本ビジネススクールの学位プログラム進学のための受験に挑戦できます。MBA取得や税理士試験合格など、より発展した学びを目指してください。