原島 秀哲さん
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3C分析、SWOT分析をはじめとしたフレームワークの基礎からマーケティングミックスの手法、企業価値を数字で捉えるコーポレートファイナンスなど、事業の創造に直結する基本的な知識を養うことができました。また...
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PreMBA
大阪校にて、田村正興准教授による「ヘルスケアにおけるビジネス分析」が開講されました。この授業では、土日2日間でヘルスケアビジネスにおける経営意思決定ケースを通じて、医療経済評価の基礎と医療政策の目的と狙いを理解し、経済学的思考法をヘルスケアに応用できるスキルを習得します。
ヘルスケアビジネスでは経済学の考え方が重要性を増してきています。
この授業では、ヘルスケア領域における患者・消費者心理と行動、医療技術評価(Health Technology Assessment)、市場規模などの統計の捉え方を理解し、ヘルスケア市場を経済学を用いて分析し応用するスキルを習得します。どういう方法で薬価・税制について自社の主張を正当化できるのか、メーカーはヘルスケアのうちどの部分をマーケットとみなしてどのような営業活動を行えば良いのか、医療技術評価のスコアが悪かった場合に改善する方法とは何かについて議論し、今後様々な環境・市場の変化が起こったときに、身につけた思考法をヘルスケアビジネスに応用するための実践力を習得します。
また、近年ではヘルスケア領域に行動経済学を応用する事例が相次いでいます。授業後半では、がん検診の受診率向上のためのマーケットリサーチとセグメンテーション戦略と、ユーザーが目標を達成するのを助けるために行動経済学を使用するウェブサイトであるstickK.comの事例を取り上げ、行動経済学をどのようにヘルスケア市場で活かすことができるか、受講生は自身の経験を交えながら討議していきました。
名古屋商科大学ビジネススクールでは、国内初として、医療機関、医薬・機器メーカー、介護などのヘルスケア産業で活躍する人材のマネジメント能力を高める事を目的としたヘルスケアMBAを開講しました。
ヘルスケア産業は、生命を扱うが故に高い倫理観と変革意識が求められるビジネス領域です。またファミリー経営の要素も強く、組織文化やリーダーシップ、事業承継などを意識した経営も求められます。このような課題に対応できるようヘルスケア産業に特化した多様なビジネスケースを教材として取り扱い、ヘルスケア業界の方が実務に直結した題材で、マネジメントスキルを養成することを目的としています。
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本授業は、PreMBA(履修証明プログラム)あるいはMBA単科 として開講されており、MBAの基礎を年間を通してあるいは特定の科目を集中的に受講し、専門知や実践知を体系的に修得していきます。
PreMBAとはMBAのエッセンスを凝縮して1年間で学ぶ事が可能なプログラム。マネジメント領域の学修を網羅したカリキュラムを年間を通して体系的に受講することで、ビジネスに必要な高度専門基礎知識・スキルを修得します。プログラム修了時には学校教育法に基づいた「履修証明書(Certificate)」が交付され、社会人の学び直しやキャリアアップに有効です。PreMBAは高卒以上の方から受講することができ、プログラムを修了した方は、本ビジネススクールの学位プログラム進学のための受験に挑戦できます。MBA取得や税理士試験合格など、より発展した学びを目指してください。