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《EMBA講義》Changing the Game 加藤和彦教授

#ビジネススクール #MBA #EMBA #プラットフォーム #IoT #競争戦略

Changing the Game


東京校のEMBA(GMP)コースでは、加藤和彦教授による「Changing the Game」が、6月24・25・7月1・2日の4日間で開講されています。本講義は、基本的な原理やフレームワークをベースに、「プラットフォーム競争戦略の思考と発想」をじっくりと学び体得して、日々の業務における論理的思考プロセスを養成する事を最大の学習目標としています。また、国内外の幅広い業界のケースを通じて講師自身の経験を踏まえた現実感のある双方向議論を展開していきます。


講義2日目の様子


 テクノロジーの発展が私たちの生活にもたらした変化は、利便性だけでしょうか。もはやそれにとどまらず、知能まで「人工知能」に代替されてしまうところまできています。今後はいよいよ「機械 VS 人間」の本格的な戦いが始まるのでしょうか?
 AI、自動運転の自動車、オートメーションロボットなど、確かに強敵の誕生がすぐ目の間に差し迫っています。でも、その「機械」を産み出しているのは、人間だということをお忘れなく。
 私たち人間がこれから創造すべき最も重要なモノの一つが、「プラットフォーム」なのだと、2000年頃から言われ始めています。もはや単なるマシーンを作るのではなく、「新たな機械やテクノロジー」と「知恵」を掛け合わせた「プラットフォーム」を創る者が、ビジネスを制するのだ!と言われています。本講義では、そのプラットフォームを用いてビジネスを行う戦略を学びます。これからは、どんなに良い機械(製品)を作っても、それを用いるプラットフォームがなければ、無用の長物になってしまうこともお忘れなく。
 プラットフォーム戦略とは、関係する企業やグループを同一の場所(プラットフォーム)に乗せることで新しい事業のエコシステムを構築する経営戦略のことです。その代表例としては、楽天、Amazon、Netflix、Airbnbなどが挙げられます。(ここでは、駅の◯◯番線ホームのことではありませんのでご注意くださいませ。)
 こうした取り組みは、製品を売る場面にとどまらず、医療の現場にも用いられるようになっています。例えば、疾患を抱えた患者さんの生存率をあげるものは、医療技術や薬の進化だとされてきましたが、実はそれに加え、患者さん自身がつける疾患記録(日記)や情報交換などもその一助となることが、最近ではわかってきているのです。その具体例として、アメリカにおける「PatientsLikeMe」の取り組みが、本講義の2日目では研究対象の一つとなっていました。グループごとに「PatientsLikeMe」についてプレゼンをし、どのグループが投資家(その他の受講生)から最も支持を集めるかを競っていました。米国シリコンバレー系ITベンチャーでご活躍の経験がある、加藤和彦教授らしい取り組みで、とても白熱したプレゼン合戦となっていました。


東京校 <説明会>および<個別相談会> 開催

東京校では、今後も下記の日程で説明会を開催予定です。単なる本学プログラムの説明だけでなく、模擬講義を受講していただき、その後修了生に体験談をお話しいただく構成となっております。ビジネススクールやMBAにご興味のある方、ご入学をご検討の皆様、ぜひお気軽にご参加くださいませ。(満席を頂戴している日付もございますので、詳しくは、東京校までお問い合わせくださいませ。)

<説明会>
✔︎6月28日(水)19:00〜21:00
✔︎6月30日(金)18:00〜20:00
✔︎7月5日(水)19:00〜21:00 *会場は渋谷ヒカリエです*
✔︎7月8日(土)10:30〜12:30

<個別相談>
随時、ご対応させていただきます。(完全予約制)


東京校 お問い合わせ先

名古屋商科大学大学院 東京丸の内キャンパス (JR東京駅丸の内南口より徒歩1分)
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TEL : 03-3212-4111