長澤かおりさん
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《最強の環境で、最高の出会いがあります。》 長年、商品開発に携わってきた私の入学の目的は、現業のアウトプットの質を高め、自分自身の揺るがない軸を確立するためでした。ビジネスに必要な思考、知識、言語化...
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Executive MBA
東京校開講のEMBA講義、三宅光頼教授による「Corporate Mission & Strategy」をご紹介します。
経営環境が大きく変化している中、企業の業績が大きく変化していることも事実です。過去の事業整理と業界再編の企業行動ならびに成長戦略をとった多くの企業事例から、今後の成長戦略の在り方について仮説を構築していく時期だと思われます。収益主体としての企業から、社会貢献主体へと体質と行動の転換を強いられているのも事実です。企業は環境への変化即応力を高めることで、その可能性を模索しています。もとより経営戦略は、企業の存続と発展のために企業はいかにあるべきか、いかに行動すべきかをロジカルに探求する側面をもつ学問です。これまでの経験則とアカデミックな理論武装の両面から、企業行動の適否を探っていく講義とし、そうした企業の諸活動の中で、受講生自身も企業経営に携わる一人として、意思決定能力と戦略構築力の醸成を図ります。
講義2日目の午前中には小テストが行われました。自己採点を終えると小テストを行う意味について三宅先生からのコメントが。
「経営は伝言ゲームです。同じ言葉を使っているようでも、全く違うことを意図していることがあります。自分が何を言いたいかではなく、相手のことを考え、どう言えば相手が理解してくれるかが大切です。だからこそ言葉の意味をきちんと理解する必要があります。そして、言葉をそのまま伝達するだけの単なるバケツリレーでは意味がありません。言葉の概念をきちんと理解し、自分なりに翻訳する力をつけることが必要です。」
小テストが終わると、講義はコマツのケースディスカッションへと移ります。
「コマツは何をしている会社?」という問いかけから、徐々にコマツという企業のビジネスモデルを深掘りしていきます。その過程でビジネスモデルという概念そのものに関しても触れていきます。ビジネスモデルとは何か?その構成要素の中から、コマツはどこで差別化をしているのか。受講生は三宅先生の問いかけに食らいつきます。またコマツがグローバル展開をしていく過程を整理し、日本企業(メーカー)がグローバル化を進めていくためのステップについて、質問を投げかけながら理解を深めます。受講生は終始、三宅先生の講義を聞き逃すまいと集中している様子でした。