佐々木 宏さん
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ケースメソッドによる経営・ファイナンスの学びを活かして実践的なスキルを養い、社内でのキャリアチェンジを成し遂げました。かねてより希望していた経営に関わる部署にて、主体的に経営層への提言を行うように...
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Executive MBA
大阪校にて長沢雄次教授による「Strategic Thinking」が開講されました。
戦略には様々な定義がありますが、「戦略=競争に勝つこと」と定義します。競争に勝つ為には戦場(市場)を知り、敵(競合)を知り、己の力(自社)を知り、その上で適切な作戦(戦略)を立て戦い始め(実行)します。この一連のアクションをサポートするのが戦略の理論・手法です。このコースでは、理論・手法の基礎を学びつつ、より大事な「戦略思考と発想」をじっくりと学び身に付けて、論理的思考の基礎を作る事を最大の学習目標に置きます。また、様々なケースを通じて講師の経験を踏まえたリアリティのある議論を展開していきます。
授業4日目はアマゾンと書店の事例を中心に取り上げました。書店の後を追うようにして出現したオンラインストア業界。かつてオンライン業界の規模が大きくなると言われていた時、アマゾンがなぜ本を売ることを選んだのか、競争がどのように行われたのかを戦略の観点から議論します。
業界内・売り手・買い手・代替品・新規参入の5つに分類し、アマゾンが日本小売市場において現在の地位を獲得出来た理由を議論しました。アマゾン及びその業界のバリューチェーン分析を行い、強みと弱みについて話し合いました。物流面(送料無料・時間指定可能)、販売面(WEBの操作性、古本販売)、品揃えが豊富、コスト優位性にあるといった様々な方面から多くの意見が出ました。最適解が存在しない経営戦略について、学生は自ら考え、気づき、学び取っていました。