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《EMBA》Marketing Management 牧田幸裕教授

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新入生の初授業


4月より春学期が始まった東京校では牧田幸裕教授による「Marketing Management」が開講されました。この授業は4月入学の受講生が、本学のEMBAコースで最初に受ける授業です。


講義の概要


本授業では、マーケティング全体の整合性に注目する分析を行い、市場環境の変化から、どういうセグメントをターゲットとしたのか。そのターゲットに刺さるポジショニングの軸は何か。ポジショニングを実現する製品戦略、価格戦略、ターゲットセグメントに最適なチャネル戦略、ポジショニングを最適に表現するプロモーション戦略は何か、マーケティング全体の整合性を重視したケース分析を行います。


ナイキのソーシャルメディア戦略


4月よりEMBAコースに入学した新入生は、牧田幸裕教授の授業を終え、「国際認証EMBAの授業ならではの、緊張感ある授業だったけれども、牧田幸裕教授が私たち学生一人一人の成長を強く願っていることが日を追うごとに伝わってきて、もっともっと教わりたかった。充実した週末を過ごせた。」との感想を述べられていました。その理由は、マーケティング分析自体何をすべきかということに対し、現状分析の際に使う分析手法、課題解決の際に使う分析手法など基礎を徹底的に学ぶことができたので、応用力や柔軟性が獲得でき、思考の視点視座が高まったからだと、自身の成長を実感していました。


EMBA授業風景「Marketing Management」

授業4日目の最終日は、ナイキのデジタルマーケティング戦略に焦点を当て、ナイキがNIKE+の製品を通じて消費者と結びつき、これまでの小売店を通じて販売をしてきたチャネルを変化させました。変化したことによって消費者とつながることができたのですが、つながることで戦略の打ち手として何ができるのか。またNIKE+から消費者のデータを取得することでナイキは何を得れたのかを議論し、ナイキの戦略の成功要因を探っていきました。


授業の最終ディスカッションでは、牧田幸裕教授からの「ナイキは消費者からデータを得ることで、今度どのような戦略を取っていけばよいか」という問いに対し、受講生の方はマーケティング分析の基本に立ち返り、活発な意見が飛び交いました。受講生の意見に対し、牧田幸裕教授は視点・視座を高め、どの観点で戦略を打つのかが重要な点であると教えられていました。
現在のサブスクリプションモデルの先駆けとなったナイキのデジタルマーケティングの学びを通じて、マーケティング分析の重要な視点視座を習得していました。