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《EMBA》Strategic Corporate Finance 小林武教授

#EMBA #小林武 #コーポレートファイナンス #ファイナンス

大阪校では換気・ソーシャルディスタンスを守り、ウイルス感染対策を徹底した上で、2020年度秋学期より対面での授業が運営されています。2020年11月28日開講の小林武教授による「Strategic Corporate Finance」をご紹介します。

「Strategic Corporate Finance」小林武教授

本授業では、経営戦略の策定や事業活動を遂行する上で不可欠なコーポレート・ファイナンスに関する理論を体系的かつ包括的に学び、理論を実務に応用できるようになることを目的としています。


授業風景

ソフトバンクやアシックスなどグローバル企業のコーポレート・ファイナンスに関するケースを取り上げ、いかにファイナンスのツールをビジネスの意思決定に活用していくかに重点を置きながらディスカッションが進んでいきました。会計とファイナンスの違い、コーポレート・ファイナンスの基本的な考え方やその役割について理解することからはじめ、金融市場・財務データを用いたEXCEL演習によるリスクとリターンの分析など実践的な学習を行いました。理論の理解と実践の繰り返しに加え、資本コストの考え方や資本コストと企業価値評価の関係について議論を行うことで、経営戦略の策定や事業活動を遂行する力を養います。

小林武教授のプロフィール
専門分野:ファイナンス、応用計量経済学
慶應義塾大学商学部卒業後、東京銀行に入行。8年半の銀行勤務を経て、HEC経営大学院(フランス)に留学し、ファイナンス修士号取得。帰国後、格付投資情報センター、バークレイズ・グローバル・インベスターズ、三菱UFJモルガンスタンレー証券、NSフィナンシャルマネジメントコンサルティング(新日鉄住金ソリューションズ子会社)などに勤務。様々な金融機関で20年以上にわたり、企業評価、資産運用、コンサルティング、リサーチ業務等に従事。会社員として勤務の傍ら、筑波大学大学院ビジネス科学研究科にて博士(経営学)取得。2014年4月より現職。日本ファイナンス学会、日本経済学会、日本金融・証券計量・工学学会、日本保険・年金リスク学会、European Finance Association所属。本学では、金融業界の実務経験を活かしながら、理論と実践のバランスを心がけた教育•研究活動を行っていきたい。