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EMBA × リクルート《Changing the Game》

#EMBA #加藤和彦 #Changing the Game #プラットフォーム競争戦略

大阪校にて5月15日開講の「Changing the Game」をご紹介します。授業をご担当される加藤和彦教授は、数々の外資系IT企業の日本法人での役職を歴任され、現在は、IT企業のプラットフォーム競争戦略や産学官連携のベンチャー育成に関する講演や研究を行う傍ら、研究成果の実務分野へのフィードバックとして東海地区の企業に新規事業のビジネスモデル構築や事業化支援を通じて助言も行っています。本学では、実務とアカデミックの両面を備えた実務家教員から、各分野の研究成果に基づいた理論や知識を実践的な学びを通じて習得することができます。

What shall we do in the situation "Changing the Game"?


本授業では、ビジネスにおける実践的な論理的思考を養成することを目標とし「プラットフォーム競争戦略の思考と発想」を学びます。プラットフォームとは、サービスや製品の供給者とその需要者をつなぐ場のことです。参加者は戦略の理解に必要な原理・フレームワークを学び、実際の経営事例を題材に双方向の議論を行うことで、課題解決力・発見力を培い、実務家としての世界観と視野を広げます。


授業風景

授業1日目はリクルートのケースを扱いました。リクルートは住宅やブライダル、飲食など様々な領域においてデジタルプラットフォームを提供しています。リクルートがプラットフォーム戦略でなぜ成功できたのか、具体的な戦略とその影響について議論を重ねました。ディスカッションでは、紙媒体からウェブ媒体への早期進出による先発性の優位や、エンジニアを中心に千人規模で雇用したことによるUI(ユーザーインターフェース)の改善とUX(ユーザーエクスペリエンス)の向上など、市場における差別化が図られていたこと、そして全事業横断的なプラットフォームを開発したことで、コスト面の優位性と統合的な情報集積が可能となったことが挙げられるなど、活発に意見が交わされました。授業後半では現状分析から更に踏み込み、「リクルートが海外進出を果たし、GAFAと並ぶ企業になれるか」というテーマを扱い、議論を発展させ、実務的な視点を養いました。

感染防止対策について

入館時の消毒・検温の徹底や、ソーシャルディスタンスを保った1席空けての着席、また、教室出入口を常時開放の上サーキュレーターによる室内の換気の徹底等、引き続き新型コロナウィルス感染防止対策を徹底した上で授業を運営しております。