長澤かおりさん
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《最強の環境で、最高の出会いがあります。》 長年、商品開発に携わってきた私の入学の目的は、現業のアウトプットの質を高め、自分自身の揺るがない軸を確立するためでした。ビジネスに必要な思考、知識、言語化...
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Executive MBA
東京校EMBAで2021年11月12日から開講された『Strategic Managerial Accounting』の3日目の授業をご紹介します。授業を担当される金子智朗教授は、日本航空株式会社にて情報システムの企画・開発に従事し、公認会計士を取得後、プライスウォーターハウスクーパースコンサルタントを経て独立。現在、コンサルティングの他に企業研修やセミナー講師も多数実施されている実務家教員です。名商大ビジネススクールでは、教員の9割以上がビジネスの第一線で活躍してきた実務家教員で、AASCB、AMBA、EQIOSの3つの国際認証が定める世界標準の教員基準をクリアした教員を採用しています。本学のEMBAでは実務家教員によるケースメソッドによる授業を通して、ビジネスに直結した実践的な学びを得ることができます。
本授業では、フロンティアスピリットを備えたリーダーになるために、自らの頭で論理的かつ定量的に考える力を付けことを目的としています。 学生がさまざまな管理会計の考え方と手法を学び、定量的な情報を基に経営上の意思決定ができるようになること目指し、大企業・中小企業の別を問わず、あらゆる企業について正しい意思決定を行うための管理会計を学んでいきます。本授業の受講生は、会計に関する基本的用語と概念を学び、定量的かつ論理的に問題を考えることを身に付けることができる授業です。
4日間で行われる授業3日目は、「投資の意思決定」がテーマとなり授業が進行しました。ケースアサイメントに対して予習した受講生のレポートを題材に、議論が行われました。 投資の意思決定に際して、「NPV(正味現在価値)」と「IRR(内部利益率)」どちらを用いるのが適切か?との問いに対し、授業3日目にして、受講者一人ひとりのキャラクターを把握している金子智朗教授がテンポよく受講生の色々な発言を引き出します。
「さっき雑談で話してたことを、言ってみてよ。IRRは何だから、だっけ?」
「IRRは非線形だから?」
「そう!非線形、なんて、数学ができる人は嫌だねー。」
と教室の笑いを誘いながらも、金子教授は解説のためにホワイトボードに数学のΣ記号を書き出されますが、 数字に苦手意識を持つ受講生をに配慮しながら、数式は極力シンプルなものに留めていました。金子教授の分かりやすく丁寧な解説に教室全体が一体となって授業が進んでいきました。