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グローバル組織で活躍できる人事について《人的資源管理》で学ぶ

#ビジネス #ヒューマンリソース #合同講義

名古屋商科大学ビジネススクールでは1月9日、10日、11日の日程で合同講義が行われました。
今回は、その中より伊藤武彦教授の《Human Resource Management》の講義の様子をお届けします。

講義の流れ


3日間の講義の中で、初日に企業における人事の位置づけや構成要素などを習得し、2日目以降は、複数のケースを使用し、戦略との整合性や組織の分析、成長とその転換点、転換要素について検討していきます。
また、最終日にはゲストスピーカーとしてエーオン コンサルティングジャパン株式会社の会長である大滝令嗣氏をお迎えしました。大滝氏は、グローバル組織・人材マネジメントを専門とした早稲田大学教授でもあり、元マーサージャパン会長です。組織人事コンサルタントとして30年のキャリアを持つ、人事で最も有名な方です。日本企業のグローバル化を組織・人事面からサポートする業務に長年従事してきた経験をもとに、グローバル人事の日本における現状などをデータに基づき語っていただきました。

講義の中では、マネジメントや人事施策において重要なポイントとなる人事評価についてや、グローバル展開の際やM&Aの場合にはどのようなことが起こり、イシューとなるか、イノベーションとダイバーシティーのあり方など、人事制度について、教員と学生同士によるディスカッションのもと深く学びます。


講義風景Human Resource Management

担当の伊藤武彦教授

1991年早稲田大学商学部卒業後、富士総合研究所入社、ベンチャー経営、マーサー・ジャパン名古屋所長、同プリンシパルを経て㈱ライトマネジメントジャパンプリンシパルを経験。英国ダラム大学ビジネススクールMBA修了。2005年より名古屋商科大学大学院にて教壇に立ち、人的資源管理、HRMResponsible Management, Business Presentation, Talent Management for Business Strategyの講義を担当している。


人事におけるダイバーシティー


講義の最終日には各グループによるプレゼンテーションが行われ、人事におけるダイバーシティーの推進について発表しました。特に、企業における女性の活躍について活発に討論されており、女性社員比率の増加や女性の管理職登用、出産後の職場復帰などについて、男性目線、女性目線の両方の視点から意見が出ていました。
中には「単に男女という性別の違いで分けるのではなく、性別や能力など全てを考慮し、それを一個人の特性として評価する」と言う意見も出ており、今までの見方から視点を変えた意見も出ていました。
学生が自ら学び発言していく空間が設けられることで、新たなアイディアや視点が生まれやすくなっており、その様子をあらゆる場面で見ることができる講義になっていました。