CAC CAPITAL株式会社
代表取締役 前田 卓也さん
マネジメント研究科(修士課程)General Manager Program 東京
2012年9月 修了
大阪市立大学理学部数学科卒業、大阪市立大学大学院理学研究科数物系専攻修士課程終了。エンジニアリングから経営企画の経験を経て、2018年CAC CAPITAL株式会社を設立。
名古屋商科大学ビジネススクールを選んだきっかけを教えてください。
ビジネススクール選びは国際認証を取得している、全日制ではなく休職せずに通える学校を考えていました。
国際認証を取得している学校であるため、OBの方々に紹介され、授業内容が過酷と聞いてはいましたが学位だけでなく自力を身に付けたいとあえて過酷な授業が行われる名古屋商科大学を選びました。また相対評価というところもあり、クラスの中での競争もあり終わりの無い戦いができるビジネススクールに惹かれブレなく入学を考えました。当時、システム開発会社でシステムエンジニアとして働いておりクロスボーダーのM&Aを担当、名古屋商科大学ビジネススクールに入学する前には経営の知識がないまま経営企画に移動となり、最大のミッションとしての自力をつけたいこともきっかけとなりました。
授業を受講するに当たって最も苦労した点と、その克服方法を教えてください。
嫌いなものを嫌いなままにせず、あえて苦手な分野や授業に飛び込みました。あえて身になる辛い学校選びをし、授業以外には仲間と合宿を通して近況報告や懇親会をし関係を深め乗り越えていきました。仲間と切磋琢磨しお互い乗り越えてきた環境は自分の財産となっていますね。
本学の学びは職場ではどのように活かされてますか?
仕事がベンチャー投資のため、会社の成長性にかける投資なので、会社の目利きは大変重要となり、会社のビジネスモデルやファンダメンタルだけでなく人物も見ることが重要となっていきます。MBAで学んだ事、科目、マーケティングや財務、法律学んだものは繋がっているので全て役立っています。
投資した後も、特徴として経営に深く関与するハンズオンをやっていく事に力を入れており、会社の成長の施策を伴走しながら盛り上げていくために単に知識だけではなくビジネススクールで培った人脈は非常に役立っています。
現在の職場とは別に7年前には本学の同期と会社を立ち上げましたが、ネットワークを広げた活動は今では、自分自身の実になっています。
今後のビジネススクールを目指されている方へのメッセージをお願いします。
入学時はみんな同じスタートライン。ビジネススクールは足りないところを補填するところでもあり、苦労してでも変えたい自分自身の反骨精神が仕事に直結して結びついて役に立っておりここでしか得られないものです。周囲や自分を変えたいという思いが強いからこそ厳しい環境で得られるものは大きいと思います。
名古屋商科大学ビジネススクールは、国内初MBAの国際認証(AACSB,AMBA)ダブル取得をしたビジネススクール。東京、名古屋、大阪で最短1年間、土日のみの講義でMBA(経営学修士)取得が可能。
取材:2018年10月