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《MBA講義》Service Innovation 三原康司教授

#ビジネススクール #Service #イノベーション #三原康司

Service Innovation


加藤和彦

今回は三原康司教授による「Service Innovation」を紹介します。
三原教授はソニー株式会社において、約20年間に亘りIT製品・インターネットサービス関連事業に従事され、日本、インド、欧州での新規事業立ち上げプロジェクトに参画。その後、起業や製品マネジメント・事業システム設計などの実践経験を基に、多企業をコンサルティングされたご経験をお持ちです。
当講義では、受講生がサービス・イノベーション推進者になるための知識と技術を学びます。サービスとイノベーションに関する基礎知識、それらに関するビジネスケース、多くの実績を上げている「イノベーション創出思考法」を学び、実際にサービスモデルの企画を行うことで理解を深めていきます。


イノベーション創出思考法


ビジネスに限らず、何か新しいことを始める際には、多くの方が頭をかかえて悩みます。「イノベーション創出思考法」は、ビジネスにおける各分野に関して、システム創造設計理論でアプローチし、企業の置かれた状況を理解し、対応、成果を上げるための理論です。一見難しそうですが、講義第1週目では「 ニーズ」、「シーズ」、「目的展開法」などの基礎知識から順に学んでいきます。

ニーズはどなたでもわかりますが、シーズとなると「?」となる方も多いのではないでしょうか。また、目的展開法は、システムの目的を「××を、◯◯する」等という形で表現し、それらを展開していくことにより、新たな創造をおこなう技法です。これらの基礎知識によって、自社の状況を捉えやすくなり、深く洞察することが可能となります。


講義3日目の内容


加藤和彦教授の講義の様子

講義3日目は、「イノベーション創出思考法」を用いた自社の新企画案発表を行い、第1週目に学んだ基礎知識を応用していきます。受講者は新しい知識を活用して独創的な企画発表をし、三原教授、受講生同士でディスカッションすることで、さらに理解を深めていきます。議論を重ね分析することで、ご自身では気付いていなかった技術/サービスの価値に気付く方もいらっしゃいました。
発表後は三原教授よりイノベーション創出思考法を用いる際の注意事項や、発想のポイントをさらにご説明いただきました。学んだ知識をすぐに実践する機会があるので、学生たちの満足度も高かったようです。

受講生からの声

  • イノベーション創出を方法論的にアプローチすることで、今までは感覚的にしかわかっていなかったが、論理的に理解できました。
  • 先生の実務経験から、サービスに関して深く学ぶことができた。
  • 現場で実際に使用できるスキルを体験し、身に着けることができました。
  • 新しい考え方で非常に勉強になりました。起業について再考することができ、有意義な時間でした。
  • 実践的な学習が多く、学びに繋げることができた。