MBA×京セラ 《Entrepreneur & Strategy》
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長沢雄次教授によるMBA「Entrepreneur & Strategy」が開講されました。 「Entrepreneur & Strategy」長沢雄次教授 この授業では、起業家の視点から「戦略の本質」を追究します。自社が創業期・成長期にあ...
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MBA
東京校のMBAプログラムでは小山龍介准教授による「Business Model Design」が開講されました。この授業では、ビジネスモデル・キャンバスを使用し、事業構造をストーリー立てて捉えるためのトレーニングを行います。
ビジネスモデル分析のケーススタディとして、セブン&アイホールディングスとローソンを比較し、それぞれがどのようなビジネスモデルで成り立っており、その結果、どのような競争優位を保っているのか分析しました。
忙しい社会人にとって買い物だけでなく、お金を下ろしたりコピーができるコンビニはとても便利なものとなりました。
他にも24時間開いていたり、どこにでもあるからというのもコンビニが重宝される理由です。
まさにその理由こそがその商品の価値なのです。
「美しい女性を口説こうと思った時、ライバルの男がバラの花を10本贈ったら、君は15本贈るかい?そう思った時点で君の負けだ。ライバルが何をしようと関係ない。その女性が本当に何を望んでいるのかを、見極めることが重要なんだ。」
小山先生が授業中スティーブジョブズの言葉を受講生に紹介しました。
ライバルを意識するあまり、目的がずれてしまっては意味がありません。
スペック競争をするのではなく顧客が何を求めているのかを知り、その価値を見出すことがビジネスモデルを考える上でとても重要なポイントなのです。
どのように価値を創造し顧客に届けるか、論理的にかつ構造的に分析するにはどうしたらいいのか。授業1日目はビジネスモデルの重要性を受講生と共有した上でケースの分析をグループワークで行いました。
京都大学文学部哲学科美術史卒業。大手広告代理店勤務を経て,サンダーバード国際経営大学院でMBAを取得。松竹株式会社プロデューサーとして歌舞伎をテーマにした新規事業立ち上げに携わったあと、午堂登紀雄氏と株式会社ブルームコンセプトを設立。代表取締役、共同経営責任者。立教大学リーダーシップ研究所客員研究員。NPO法人「場の研究所」理事。イシス編集学校師範代・代匠コーアクティブ・コーチ。HACKS!ノートをはじめとした新商品開発や新規事業プロデュースを手がける一方、ライフハックに基づく講演・セミナー・企業研修を多数行っている。
専門分野:ビジネスモデル, イノベーション, コンセプトクリエート