Paulina Lopez
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MBA
小山龍介准教授による名古屋開講のMBA 「Business Model Design」をご紹介します。
起業する際、新規事業を始める際は、収益を上げるための仕組みである「ビジネスモデルの構築」が非常に重要です。他者がまねしようとも思わない、不合理で特殊性の高いビジネスモデルで成功を収める企業を例に挙げ、どういう着想をするとそれが実現できるのか、イノベーションを起こすプロセスを学びます。
授業1日目は、高収益をほこる企業「キーエンス」のビジネスモデル分析から始まりました。「キーエンス」は、他社ではつくれないマニアックな商品を高値で販売する、オンリーワンのビジネスモデルを築き上げています。「キーエンス」がどのようなビジネスモデルで成り立ち、どのような競争優位を保っているのかを分析します。
受講生の中には、実際に「キーエンス」に勤務している方や取引企業の方もいます。より具体的な体験談がディスカッションを更に盛り上げていました。
本授業では、ビジネスモデルを構成する諸要素を統合、構造化するフレームワークとして「ビジネスモデル・キャンバス」を使って、ビジネスモデル全体を視覚的に把握していきます。ビジネスモデルのパターンを学び、それをあてはめることによって新たにどんなビジネスモデルが生まれるのか、受講生は自身の在籍企業や事業プランに当てはめ考えを巡らせていきました。
小山龍介准教授のプロフィール
専門:ビジネスモデル、イノベーション、コンセプトクリエート
京都大学文学部哲学科美術史卒業。大手広告代理店を経て、サンダーバード国際経営大学院でMBA 取得。松竹株式会社プロデューサーとして歌舞伎をテーマにした新規事業立ち上げに携わった後、株式会社ブルームコンセプトを設立。同社代表取締役、共同経営責任者。NPO法人「場の研究所」理事。イシス編集学校師範代・代匠コーアクティブ・コーチ。HACK!をはじめとした新商品開発や新規事業プロデュースを手がける一方、ライフハックに基づく講演・セミナー・企業研修も多数行なっている。