Paulina Lopez
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MBA
2020年度秋学期の3キャンパス合同授業は、2021年1月9日から3日間の集中講義として6科目が開講されました。その中から、名古屋校にて対面授業で実施された横山研治客員教授による「Driving Competitive Advantage」をご紹介します。
この授業では、企業の全社戦略に基づいて策定される事業戦略のひとつである競争戦略について、コストリーダーシップ戦略と差別化戦略に関するケースを使って、具体的な戦略を紐解きながら、競争戦略の理論的背景の理解と戦略における意思決定力を養います。
3日目の授業では、広島の伝統産業生産から始まり、高級デニムの世界トップメーカーに成長したカイハラ株式会社のケースを取り上げ、ファミリービジネスが地域産業と伝統技術を後世に担う役割について、クラスディスカッションをしました。継続する事業に必要なものは何か、経営理念、家訓、利他の精神が巡り巡って継承される企業となっていくのか、実際の伝統やミッション、カイハラの競争優位性をもたらす技術やその背景について参加者同士で意見が交わされました。先生からはそれら継続しているファミリービジネスが持つ要素「ファミリービジネス4つのC」についての示唆があり、参加者たちは先生の言葉を一言も聞き漏らさぬよう、集中していました。