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MBA × IDEO《Service Design》

#MBA #Service Design #Innovation #サービスデザイン #デザインリサーチ

名古屋商科大学ビジネススクールMBAプログラム名古屋校で5月開講の澤谷由里子教授による「Service Design」の授業をご紹介します。澤谷由里子教授は、日本IBMで情報技術の研究開発、IBM東京基礎研究所にてサービス研究に従事されたのち、科学技術振興機構サービス科学プログラム(S3FIRE)フェロー、早稲田大学教授などを経て、現在は本学で日本語・英語両MBAプログラムで教鞭を執っていらっしゃいます。教鞭をとる傍、サービスデザイン、サービスイノベーションに基づく講演・セミナー・企業研修も多数行っていらっしゃいます。本学では、教員の実務経験や研究実績を授業に反映させ、陳腐化することがない、ビジネスに直結できる知識やスキルの修得を通して、実践的な学びを提供しています。

デザインリサーチから新たなインサイトを発見する

本授業では、「サービスデザイン」とは何かを理解した上で、企業の課題に対してサービスデザインの観点から提案活動を実践します。一連のディスカッションと提案活動を通してサービスデザインへの理解を更に深め、2030年の生活を創造することを目的としています。


初日の授業では、IDEOの事例をもとにサービスデザインの手法とそのプロセスについて理解を深めました。マーケティングにおける架空のユーザーモデル「ペルソナ」を作成するために、受講生たちはいくつかのグループに分かれて、あらかじめ設定されたテーマに沿って実際にリサーチやインタビューを行いました。グループディスカッションで重要な視点を確認していくとともに、デザインリサーチを通じて新たなインサイトを発見することで、受講生たちはペルソナを更に定義していきました。世界中から集まった受講生たちは、そのサービスデザインのコンセプトを実現するための戦略や施策だけでなく、サービスデザインの長所と短所を検討しながら、プロセスの障害となる異文化間の落とし穴を認識する方法も学んでいきました。