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「観察」から見える新たな価値「ビジネス・エスノグラフィー」

からりと晴れた天気の中、日差しも日に日に勢いを増しています。名古屋商科大学ビジネススクール東京校で5/23,24,30,31の日程で第4回目の講義が行われました。今回はMBAの講義「Business Ethnography」を紹介します。



担当は、行動観察・建築計画・ファシリティマネジメントを専門にしている、納村信之教授です。

本学のMBAは伝統的なMBAに代表的な「経営管理的思考」とは違う視点で物事を捉え、新たなビジネスの種を発見する「イノベーション的思考」に重きをおいているプログラムです。

今回の講義では、主に民俗学等で用いられる「エスノグラフィー」という手法を用いました。「エスノグラフィー」は、個人や集団の行動をつぶさに観察し、ありのままを「記述」するという調査方式の一つです。この手法をビジネスの世界においても活用することを最終目的に据えて講義が行われました。

講義3日目は学生が事前に行ったフィールドワークをもとにグループで討議しました。ホワイトボードに貼られているのは、書店や花屋などに訪れるお客の何気ない姿。普段なら全く意識しないような人々の様子も、このような形で場面ごとに切り出せば、人々の潜在的な意識が垣間見えてきます。たとえば、ある本棚の前で立ち止まる人。この時、この人の頭の中にはどのような思いが巡っているのでしょうか?少しでも想像することで新たなビジネスチャンスの種が生まれてきます。学生はあまり実践したことがない方法に戸惑いながらも、目一杯思考の幅を広げ、ホワイトボードいっぱいに「気づき」を展開していました。

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☆週末には各キャンパスで開講されている講義を見学いただくことができます。
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【お問い合わせ】
名古屋商科大学大学院 広報
TEL:052-203-8111
mba@nucba.ac.jp