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デザイン思考を用いた《戦略的事業計画》の構築

#ビジネス #ヒューマンリソース #合同講義

名古屋商科大学ビジネススクールでは1月9日、10日、11日の日程で合同講義が行われました。
今回は、その中より川島俊之客員教授による 株)三重銀行冠講座 Strategic Business Planning《戦略的事業計画》の講義の様子をお届けします。

講義の流れ


1日目と2日目は、早期上場を果たしたITベンチャーのケースを使用し、どのようなビジネスモデルを構築し急成長できたのかを経営理念、経営チーム、3C《 Customer、Competitor、Company》、マーケティングの4P《 Product、Price、Place、Promotion》、バリューチェーン、ファイナンス、資本政策など多角的な観点から検討します。その後、経営者が直面したであろう様々な課題とその解決方法について再度検討し、事業計画策定の流れや手法について学修します。
最終日は、リーンスタートアップ、デザイン思考の手法を用いて学生自らが実際に事業計画を構築し、プレゼンテーションを実施します。

3日間の講義で、新たなイノベーションをもたらす事業計画の構築手法の習得を目指します。


講義風景 戦力的事業計画

担当の川島俊之客員教授

現在も株式会社インクルーシブデザイン・ソリューションズ のディレクターとして働かれている実務家教員。専門分野はイノベーション、ベンチャービジネス。慶應義塾大学経済学部卒業後、監査法人トーマツ、株式会社三和総合研究所、グローバル・ブレイン株式会社での職務経歴があり、東京工業大学で新事業創出論の非常勤講師を経て、名古屋商科大学ビジネススクールでも客員教授として講義を持っている。


講義最終日 事業計画プレゼンテーション


最終日には、Soup Stock Tokyoのケースをもとに、味噌の販売店の事業計画を作成しプレゼンテーションが行われました。各グループが企業コンセプト、企業理念、バリューチェーン、ペルソナを選定し、店舗でのオペレーションをロールプレイング形式で実演しました。
事業計画を作成する際には、事業に対する期待値と価格のバランス商品の質とコストのトレードオフに関して試行錯誤する様子が見られ、活発に議論してました。

3日間の総括として、どの様に消費者のニーズを商品に取り込み、新たなイノベーションを創出するのかを踏まえた事業計画のプレゼンテーションが行われていました。