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MSc in Taxation

税理士養成課程 × 日大アメフト事件《Business Law》

#税理士養成 #講義紹介

名古屋商科大学ビジネススクール税理士養成課程名古屋校で2022年度春学期の初回授業として開講した、小川晶露教授による「Business Law」の4日目(最終日)の授業をご紹介します。名古屋商科大学ビジネススクールでは、教員の9割以上がビジネスの第一線で活躍してきた実務家教員で、AASCB、AMBA、EQIOSの3つの国際認証が定める世界標準の教員基準をクリアした教員を採用しています。

Business Law


本授業の目的は、会社法を中心としたビジネス法全般を、特に会社経営者の立場から、基本的知識の習得と応用力を身につけさせることです。授業は実務事例を題材に、ケースメソッドとグループディスカッションを中心とした双方向と他方向で行われ、実務的観点から「使える知識」の習得に重点を置いています。


「Business Law」小川晶露教授

4日目(最終日)の授業では、企業コンプライアンスの重要性と不祥事対応の基礎的な実務を検証するため、日大アメフト事件を素材として参加者による模擬記者会見を行いました。続いて、企業法務という観点からは極めて重要となる、知的財産権戦略について様々な事例を素材とし、職務発明や侵害・非侵害に関する企業の特許攻防について検討することで、実務対応の在り方等を身につけました。参加者は、4日間の授業を通して会社法の基本構造にはじまり、労働法や不祥事対応などの分野を、クラス内ディスカッションはもちろんプレゼンテーションや模擬株主総会、模擬記者会見など、より実務に則した学習方法で理解を深めました。