キャンパス

教員 & 研究

Faculty & Research

ネットワーク活動レポート

Network Report

研究人材支援ネットワーク(博士号とその取得までの道のり)開催

研究人材支援ネットワーク #ネットワーク #博士課程進学 #社会人学生 #論文

研究人材支援ネットワーク第2回目の報告者である本学教員、竹内伸一教授より開催報告が届きましたのでお知らせ致します。


竹内伸一教授からの第2回研究人材支援ネットワーク開催報告
『第2回 博士号とその取得までの道のり』


今回は私が広島大学で教育学の博士号を取得するまでの道のりについて、「自分語り」をいたしました。新卒で入社した企業の退職、MBAの取得、起業、大学教員ポジションの獲得、博士課程への進学、Ph.D.の取得、教育学教員への転身、そしてビジネススクール教員への復帰、というキャリアヒストリーの中で、博士という学位がどのような位置づけにあったのか。修了生の皆さんに向けて何とか語れたことで、自分でも振り返ることができました。私の場合は、学位を取得する前に大学院の教壇に立つようになっていたことに加えて、私の担当科目では履修者の多くが博士学位をもつ大学教員であったために、教える側が「学位負け」しているという状況の克服が必要でした。その克服は厳しいプロセスでもありましたが、新しい自分を手に入れるための刺激的な時間でもありました。博士課程進学時にすでに大学教員であったことは、収入面では恵まれていましたが、東京と広島を激しく往復した日々は心身をすり減らし、お金も相当使いました。「誰にでも勧められる道」とは思いませんが、「チャレンジしないと切り開けない道」でもある、とは思います。(竹内伸一)


研究人材支援ネットワークとは


名古屋商科大学大学院ビジネススクールの博士課程設立も見据えて、国内外すべての大学院の博士課程進学に興味がある方々が情報交換をする場として開催するネットワークです。本学修了生の博士号取得を後押しするマインドと具体的展望をもった本学教員が、それぞれの博士号取得に向けてアドバイス致します。