税理士・公認会計士ネットワーク開催(2024年9月15日)
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名古屋商科大学ビジネススクールの修了生・在学生がメンバーとなっている税理士・公認会計士ネットワークの第11回勉強会が京都・妙心寺にて開催されました。 妙心寺は、かねてより厳重な会計制度に基づいた寺院経...
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Network Report
第2回目のファイナンスネットワークのテーマは、「金融とテクノロジー」です。今回の登壇者は、ゆうちょ銀行のシステム開発部に従事し、現在は大手総合コンサルティング会社であるアクセンチュアに勤務する本学の受講生です。銀行とコンサルティング会社の勤務経験から、銀行は顧客へ新たにどんなサービスを提供出来るか、テクノロジーを活用して事業展開出来ないかを参加者の方々と一緒に思案していきました。テクノロジー化する現代で、銀行はお金を扱う機関だけで無く、地域密着型のサービスやお金以外の流通業へ進出するなど様々な意見が出されましたが、全て他業界で扱っている事業のため、銀行が新事業に参入するには、銀行ならではの強みを活かしたプラスアルファの展開が今後の鍵となるようです。
そこで、もう1つ保険会社が同じ金融機関として話題に上りました。現状、国内の保険サービスは、海外の保険サービスと比較すると顧客の満足度は低いといった結果があります。それは、顧客が自身の契約している内容をしっかりと理解しておらず契約したまま放置の状態となっているからです。これは銀行の契約と類似していると言えます。これらの結果からライフスタイルに合わせて、スマートフォンなどで契約内容をこまめに確認出来たり、契約の見直し・変更が気軽に出来るようにするテクノロジー化こそが、顧客離れの防止や顧客獲得に繋がると考えられました。ファイナンスネットワーク参加者の方は、銀行・証券・保険会社勤務の方々が多く、テクノロージを上手に取り入れながら金融機関ならではの強みを活かし差別化を行うことこそが、生き残り戦略に打ち勝つための取り組みとなる様です。
ファイナンスを専門とする名古屋商科大学ビジネススクール岩澤誠一郎教授と瀧野一洋教授が様々な業界の金融の実情を探り参加者の皆さんと一緒に考え情報共有を行っていきます。