MBAの受験資格は、世界的には暗黙のルールとして「社会人経験3年(5年以上を推奨)」という線があります。これが何を意味するのかは明白で、社会人経験を有する人材である事がMBA教育をより豊かにするという点に尽きます。そしてEMBAとなると「社会人経験5年(10年以上を推奨)」という形に変わってきます。これは30代中頃からの課長職を意識した設定であり、EMBAカリキュラムが、会社全体の視点での意思決定が求められる世代を対象としている事と一致してきます。因みに欧州のビジネススクールはほとんどの場合において実務経験(場合によっては管理職経験)を必要とし、米国のビジネススクールは実務経験を明記しないことが通例ですが、実態としてはMBAの受講者層は20-30代、EMBAの受講者層は30-40代となっています。
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