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ニッセンホールディングス 2010

#存亡の危機 #社外取締役 #独立取締役


アブストラクト

ニッセンは、カタログやインターネット通販事業の大手企業であるが、これまでその収益性は、通販事業とともに、現販事業、金融事業の3本柱が支えてきた。しかしながら、内部環境上の問題や外部環境の激変により、3本柱のそれぞれが異なる程度の改廃を必要とされる事態に陥った時、ニッセンは、再建支援の名目で外部から社外取締役を受け入れることになる。そして、ニッセンは、社外取締役の辞任劇を経て、独立した社外取締役の役割の重要性を認識するとともに、2007年から始まるコーポレートガバナンス改革へ突入していくことになる。本ケースは、こうしたニッセンのコーポレートガバナンス改革への歩みや具体的な施策を通じて、日本企業とコーポレートガバナンスとのあるべき関係、コーポレートガバナンス改革において最も重要であると考えられる独立した社外取締役の役割、そして、今後のコーポレートガバナンス改革の方向性などを探るというケースである。

詳細情報

ケースID 10-1090
登録 2010
業界 通信販売・訪問販売小売業
分析領域 総合経営
ページ数 16
言語 Japanese
ティーチングノート あり