アブストラクト
製薬業界は医療用医薬品を中心に2010年問題、医療費抑制政策などの影響を受け、先行きの厳しい状況にある。加えて、新薬を生み出すことは年々難しくなっており、研究期間の長期化や研究開発費の増大をもたらしている。このような状況の中、東西製薬は関東製薬と関西製薬の合併により誕生した。合併以降、拠点統合や分社化、人事制度の統合などが行われ、また、新薬を確実に上市するために研究開発でも効率化が進められている。本ケースでは東西製薬を舞台にして研究員を取り巻く環境や会社の施策を描きながら、研究部門をより活力のある組織にするための制度や経営の要件について検討する。
詳細情報
ケースID | 11-1033 |
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登録 | 2011 |
業界 | 医薬品製造業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 16 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |