TAC株式会社 2011
アブストラクト
国家試験の資格取得予備校は、日本独特の教育産業である。熾烈な競争下、TAC株式会社(以下、TAC)は、カリスマ経営者の辣腕によって東証一部上場を果たし、潤沢な資金で競合を傘下に収め、業界首位の売上高シェア推定35%を獲得した。しかし、公認会計士講座の受講生や公務員受験者が減少し、2010年度の純利益は、上場以来初の赤字に陥った。本ケースの主旨は、TACの成長戦略の展開にある。主人公は、共同経営者(架空)である。TACが今後、継続企業として成長を持続するためには、マーケティング戦略上、どのような打ち手が必要か、主人公の戦略的意思決定を考察する。
詳細情報
ケースID | 12-1005 |
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登録 | 2012 |
業界 | 他に分類されない教育,学習支援業 |
分析領域 | マーケティング |
ページ数 | 21 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |