シーエーシー 2012
アブストラクト
株式会社シーエーシーは日本初の独立系システムインテグレータである。システムインテグレータ業界は受注産業の体質が強く、業界構造は建設業の多重下請け構造と類似する点がある。昨今の景気低迷を受け、顧客のIT投資が冷え込む中、既存顧客を維持し新規顧客を獲得する付加価値を提供できるかが、経営上の重要課題となっている。クラウド等の新たな革新技術は短期的には特需を生む起爆剤となりえるが、長期的にはコスト削減、サービス集約化の手段ともなりえるものであり、長期的見通しは厳しいものになると予想される。このような環境の中、同社の成長戦略として、どのような提供価値と、それらを創出するしくみが考えられるかを考察する。
詳細情報
ケースID | 12-1014 |
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登録 | 2012 |
業界 | ソフトウェア業 |
分析領域 | マーケティング |
ページ数 | 18 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |