メディカルシステムネットワーク 2012
アブストラクト
本ケースの主な眼目は非営利が原則の日本の医療界において、医療提供施設で唯一営利経営を許された企業である調剤薬局の成長が日本の医療界の全体最適に貢献できるかについて、である。急成長を遂げてきた調剤薬局業界は、増大する社会保障費とその中に占める薬剤費の割合の上昇に伴って医療費増大の悪因として批判され始めている。医療提供施設の中で唯一、営利目的の営業が許された調剤薬局というビジネスが今後成長してゆくことが,医療界の全体最適につながる国民にとって有益なものであると証明しないかぎり、調剤薬局業界に明日は無い。
詳細情報
ケースID | 12-1050 |
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登録 | 2012 |
業界 | 医薬品・化粧品小売業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 42 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |