アブストラクト

オーソ・クリニカル・ダイアグノスティックス株式会社は世界初の統合型生化学・免疫自動分析機ビトロス５６００と全自動免疫自動分析装置ビトロス３６００の新発売により、主力製品の輸血や肝炎分野より数十倍大きな生化学及び免疫分野に進出し、大きな成長をはかろうとした。本ケースでは、病院検査室の市場環境と競合機器の特徴、そしてビトロス５６００、３６００の特徴が取り上げられ、主人公がどのようなマーケティング戦略を展開すれば、生化学・免疫市場でシェアを伸ばしていけるようになるかを検討する。また、ビトロスシリーズを販売するには、現在の営業組織をどのように改編すれば良いのかも合わせて検討を行う。

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