アブストラクト
2013年9月12日、大阪市交通局は開業110周年の節目を迎えた。その節目の年に大阪市交通局は、事業形態の大幅な転換(公営から株式会社へ)の議論が大阪市市議会で大詰めの段階に入っている。その大阪市交通局に属する主人公は、この事業形態の変更へ向けて、自分が目指すべきことは何か、できることは何かを模索している。事業形態の変更を目指す大阪市交通局は、組織改編を昨年度から徐々に行っている。その1つとして、今年度4月営業部が新設された。その初代営業部長として交通系ICカード「PiTaPa」サービスを行っているスルッとKANSAIの前副社長が就任した。その事を契機に、株式会社になるということはどういうことなのか、CS(顧客満足)とはどういうことなのか、PiTaPaがなぜポストペイ(後払い)なのか、事業形態の変更の促進には何が必要なのかなどの教えを請い、その答えの中から主人公が目指すべき方向を模索するものである。
詳細情報
ケースID | 13-1067 |
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登録 | 2013 |
業界 | 鉄道業 |
分析領域 | オペレーションマネジメント |
ページ数 | 22 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |