アブストラクト
医師や看護師の大量退職で経営危機に陥った愛生館コバヤシヘルスケアシステム(以下、愛生館)の中枢機能を果たす小林記念病院は、愛生館フィロソフィと家計簿経営の実践によって業績のV字回復を果たした。小林武彦理事長(以下、小林)は同時に、業績の拡大を図るため、「医療・介護・福祉のユートピア」という目標を掲げ、地域包括ケアシステムの実現に向けて急性期以降の慢性期医療や介護の分野でも事業を展開してきた。様々な施設を1カ所に集めることで、コストを削減し、さらに医療・介護を切れ目なく提供する付加価値をつけることにも成功している。
詳細情報
ケースID | 13-1085 |
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登録 | 2013 |
業界 | 病院 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 28 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |