アブストラクト
2013年6月、新CEOとして全社の舵取りを取ることになったThorsten Heins。既にResearch In Motion(RIM)の株価は16ドルと1年前の4分の1の水準にまで下落しており、投資家は今後の成長戦略についてこのドイツ人CEOのリーダーシップに期待を寄せていた。さかのぼればRIMの株価は2008年にAppleがiPhone3Gを発表した時点から下降相場に転じていたことになる。市場はいち早く現在の状況を予測していたのだろうか。この破壊的イノベーションに対して5年間、為すすべもなく無策でいた訳ではなかった。そもそもスマートフォンという新しいカテゴリを切り開いたのはBlackBerryだったのだ。このケースでは圧倒的な力を持つ競合に対して、企業はどのように対処し持続的成長を可能にするかを考える。
詳細情報
ケースID | 15-1003 |
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登録 | 2015 |
業界 | 通信機械器具・同関連機械器具製造業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 43 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |