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株式会社想現グローバル 2015

#イノベーション #チェンジマインド #アントレプレナーシップ


アブストラクト

本ケースは、創業者である主人公が自己実現の為に起業したななみ整骨院(以後ななみ)という「個人商店」から、スタッフ〜患者〜会社それぞれの夢の実現を目指す株式会社想現グローバルという「企業」へと変革していく為におこなった施策を検討するものである。読者は彼の視点から、起業を決意してから現在に至るまで数々の意思決定を追体感し、アントレプレナーシップや企業の在り方とイノベーションとは何かを考察することが出来る。株式会社想現グローバルの前身であるななみは、創業者の“志”と“技術力”を最大の強みとして、2002年11月1日、神奈川県藤沢市の商店街からたった一人で始めた。事業に不可欠とされている“ヒト・モノ・カネ”に加え情報量も乏しく、確固たるビジネスプランや成長戦略など持たぬまま勢いと感覚で事業を始めた。成功する条件など無いように見えたが、既存概念に捕われない柔軟な思考や、自由な発想力、強いアントレプレナーシップ、“あきらめない”ひたむきさによって結果を残してきた。起業以来、順調に業績を伸ばし続けていたななみは更なる収益増加を目標に掲げ、2009年に多店舗展開となる二店舗目をスタートしたが、予想に反し両院の業績は低下し始めた。組織が二つに別れた事により起こる様々な問題に対してアントレプレナーシップを発揮しイノベーティブに問題解決する必要が出て来た。さらに規制緩和による市場への参入障壁の低下、競合他社の乱立、整骨院の不正行為による世間からの信頼低下、増え続ける医療費の削減、業界を取り巻く外部環境の変化など、乗り越えなければならない課題は山積していた。このような状況を乗り越える為には創業者のマンパワーだけではなく、組織力の向上により問題解決していかなければならないと加藤は決意した。その為、本ケースは加藤自身、スタッフ一人ひとりがどのような意識変化が必要なのか、組織イノベーションを起こす為に必要な施策を検討するケースになっている

詳細情報

ケースID 15-1018
登録 2015
業界 療術業
分析領域 リーダーシップ
ページ数 30
言語 Japanese
ティーチングノート あり