大日本住友製薬 2015
アブストラクト
昨今,後発医薬品の使用促進や医薬品業界の再編が進み,会社方針として競争力強化が急務である.国内の大手医薬品企業で工場再編が行われることになったが,工場オペレータのモチベーションの発揚が会社の大きな期待であった.特に製品の品質試験を担当する試験部門について改善が急務と言われており,マネジャーには状況の打開が期待されている.近年,全社的なアンケート調査が行われ,工場従業員の意識が全社平均とは異なっている部分のあることが明確になった.また,試験部門の改善が思うように進まないことに関して,中核社員にもあきらめ感が漂っており,このことをオペレータも感じ取っていることから,全体として負のスパイラルに陥っている感がある.このような状況にあって,マネジャーとしてどのように考えることがよいのであろうか..
詳細情報
ケースID | 15-1039 |
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登録 | 2015 |
業界 | 医薬品製造業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 28 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |