大船化学 触媒事業部 2015
アブストラクト
触媒事業部には汎用プラスチックの製造技術をライセンスする事業と、その製造に必要な触媒を製造販売する事業の2つがあり、両事業とも年々減収減益が継続していた。以前は別々の組織に属していた2つの事業はシナジーが期待されていたが効果が得られていない背景があった。全社的には海外大手化学企業複数社との戦略的な関係構築が模索されており、該事業部もそれらとの開発提携による事業再生が模索されていた。事業売却、海外同業との提携、自前での復活の選択肢など、競争がますます激化していくなかでの様々な事業再生のストーリーを検討し、世界を技術でリードしてきた事業の今後の日本企業の技術経営について検討する。
詳細情報
ケースID | 15-1022 |
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登録 | 2015 |
業界 | 無機化学工業製品製造業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 18 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |