アブストラクト
ダイキンは過去10年、猛烈なスピードで急速に成長・発展してきた。国内・海外市場に張り巡らされたグローバルな事業基盤により、国内市場はもとより、事業のグローバル展開を積極果敢に進め、消費地最寄り化を基本とする生産体制の確立に注力してきた。そこでは、「グループ経営理念」や、「人を基軸に置いた経営」に基づき、持続的な発展・成長が志向されている。しかし、このような急激な変化は、調達関係部門にも大きな影響を与え、国内サプライヤから海外サプライヤへの購入先の広がりや、それに伴う品質リスクの影響増大で、いまだグローバルのクレーム対応に必要なコストの増加が続いており、グローバル規模での品質向上が大きな経営課題となっている。本ケースは、このような状況の中で、ダイキンの経営理念に基づいたグローバル規模での調達品質の向上を実現するための施策を検討する。
詳細情報
ケースID | 15-1033 |
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登録 | 2015 |
業界 | 民生用電気機械器具製造業 |
分析領域 | リーダーシップ |
ページ数 | 20 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |