アブストラクト
米国に本社を置く外資系IT企業の日本ヒューレット・パッカードは、これまで日本市場において主に自社製品の販売とシステムインテグレーション(以下、SI)でビジネスを拡大してきた。SIビジネスはグローバルと異なる背景で発展してきたものであったが、時代の変化と伴にそのビジネスモデルに陰りが見え始めている。本ケースは、日本のSI業界の特徴とその歴史的変遷を俯瞰しながら、日本で今後更なるビジネスの拡大とグローバルへの業績貢献のために、どのような成長戦略が採り得るのかを探るケースである。また、その検討を通して、グローバル企業におけるローカル戦略のあり方や制約、グローバル戦略との整合性についての検討も試みる。
詳細情報
ケースID | 16-1012 |
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登録 | 2016 |
業界 | ソフトウェア業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 28 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |