セイコーエプソン 2018
アブストラクト
セイコーエプソンは2015年、約450名規模のソフトウェア開発会社アヴァシスを買収した。ケース主人公・長坂は、2017年5月末に親会社からアヴァシスに出向し、買収後統合作業にあたることとなった。長坂は、セイコーエプソンの株式公開から15年間11社の買収案件を棚卸して、エプソン・グループの経営にあたる3世代の社長がそれぞれ取り組んだM&Aと、異なる企業文化から生じる葛藤に学んだ。第6代社長・碓井は、企業価値経営/ESG経営に舵取りし10年を超えたが、その間に組織が硬直化に向かった現状を問題視して、変革を率いるリーダーの登場を課題に据えた。長坂は、異なる組織文化の経験が優れたリーダーの条件と考えM&Aの機会を利用しようとする。
詳細情報
ケースID | 18-1131 |
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登録 | 2018 |
業界 | 電子計算機・同附属装置製造業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 27 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |