アブストラクト
キヤノンは戦後ドイツの技術レベルのカメラを国産で作ることを目指し事業を開始し、光学技術に磨きを重ねトップ企業へ上り詰めた。しかし、2008年のスマートフォンの普及開始とともに携帯電話のデジタルカメラ性能が飛躍的に向上し、デジタルカメラ市場の縮小が始まった。さらに2016年にはソニーがフルサイズミラーレスカメラα7を発売し、一眼レフカメラのプロ向け市場にまで破壊的イノベーションが迫っていた。本ケースはこうした状況においてキヤノンを初めとしたデジタルカメラ市場のプレイヤー各社はデジタルカメラ市場とカメラ全般を含めた市場にどう向き合っていくかを模索するケースである。
詳細情報
| ケースID | 19-1028 |
|---|---|
| 登録 | 2019 |
| 業界 | 映像・音響機械器具製造業 |
| 分析領域 | オペレーションマネジメント |
| ページ数 | 39 |
| 言語 | Japanese |
| ティーチングノート | あり |