アブストラクト
武田薬品はグローバル製薬企業へと変革し、組織体制の転換期を迎えている。日本国内においては医薬品卸売会社である株式会社メディセオと密接な関係を有した協業体制が、営業戦略における一つの強みとなり国内競争力を維持してきた。しかし、医薬品卸も大きな環境変化を迎える中、これまでの業態構造からの変革が求められている。これらの背景を整理し、今後武田薬品が取るべき営業戦略を、株式会社メディセオとの共販体制を中心に議論する。将来想定される業界変化の中で、両社の共販体制の戦略を検討した上で、あるべき姿を構築し、実行するために重要な要素を議論する。
詳細情報
ケースID | 19-1097 |
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登録 | 2019 |
業界 | 医薬品製造業 |
分析領域 | マーケティング |
ページ数 | 30 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |