アブストラクト
第一三共株式会社(DS) は三共と第一製薬が 統合して発足した国内製薬企 業である。買収したジェネリック医薬品メーカーの品質問題や、DS の収益源であった オルメサルタンの特許切れに伴う収益低下など、2016年当時のDS は存亡の危機に面していた。第 4 期中期経営計画で、DS は「がんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業」への変貌を宣言し、「がん事業の立上げ・確立」と「SOC を変革する先進的新薬の継続的創出」 をビジョンとして掲げた。大きく変化する市場環境と次々に登場する新規モダリティを前に、DSの取るべき意思決定について検証した。
詳細情報
ケースID | 20-1030 |
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登録 | 2020 |
業界 | 医薬品製造業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 26 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |