昭和電工株式会社 2020
アブストラクト
昭和電工は創業以来、事業ポートフォリオを変遷しながら売上規模を拡大してきた。新規事業創出の手段として、①事業部開発による「技術の深化」からの派生、②本社企画部主導の外部技術導入、③本社研究開発部と総合研究所による技術動向調査と模索開発、という3つの仕組みがあり、高度経済成長期に①と②が機能し成功したと解析する。バブル経済崩壊後はいずれも機能できず、上記の復権と第4の仕組みの必要性を説く。不確実な未来社会に先回りする新規事業創出には「技術異端者」と「共感の神」人材を確保し、トライ&エラーの経験蓄積を加速させ、社外からの資金調達を可能とした別組織が必要である、と提唱する。
詳細情報
ケースID | 20-1042 |
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登録 | 2020 |
業界 | 有機化学工業製品製造業 |
分析領域 | ベンチャービジネス |
ページ数 | 36 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |