アブストラクト
自動車業界が100年に一度の危機に直面する中、創業20年でコモディディ化した自動車部品子会社の営業部長は自立の道を模索していた。2つの巨大親会社に守られたこの受け身気質の企業の戦略、組織、人材育成、キャリアにおける成功とそれが弱みに変わるときを描く。自動車業界を取り巻く現状を俯瞰し、同社の急成長を深堀する。親会社の戦略に追従することだけを必死にやってきた子会社の姿はまさに自分のキャリアと重なる。子会社の自立とはどのようなものか。また、人生100年時代と言われる今、60歳を過ぎても尚働くことが求められる個人のキャリアについても同時に考察する。
詳細情報
ケースID | 20-1065 |
---|---|
登録 | 2020 |
業界 | 自動車・同附属品製造業 |
分析領域 | 企業倫理 |
ページ数 | 39 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |