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トヨタ自動車 2020

#先発 #後発優位の競争戦略 #内部組織の経済学 #新規事業参入


アブストラクト

主人公はトヨタに勤める中堅男性技術者。本ケースはトヨタ自動車の創業前からの夢であった航空機事業への夢に向かい、130年の時を越え再び挑戦する現代プロジェクトへの考察である。但しそのプロジェクト主体者はトヨタではなく、トヨタが出資する米国スタートアップ企業であり、トヨタとしての選択に主人公は悩む。 モビリティ・カンパニーへの変革を標榜するトヨタでは、本業の次世代自動車技術の研究開発が急がれる。創業からの夢であった「空飛ぶクルマ」は未来のモビリティといわれながら、未知なる領域もあり将来市場は不確実性にあふれている。 本ケースでは、100年に1度と言われる大変革のなか、モビリティ・カンパニーに生まれ変わろうとするトヨタ自動車が、米国のスタートアップ企業という自社とは正反対のパートナーと共に、未知なる市場に対して如何に臨むかを主人公と共に考える。新たな市場に対し先発者となることが優位性を築くのか、もしくは後発者として確実な事業確立が勝利の条件となるのか、そもそもそのような経営の選択は可能であるのか、変化の激しい時代で企業がとるべき経営戦略について考察を行う。

詳細情報

ケースID 20-1082
登録 2020
業界 自動車・同附属品製造業
分析領域 企業倫理
ページ数 19
言語 Japanese
ティーチングノート あり