Johnson and Johnson 2020
アブストラクト
文化の異なる二つの企業が、統合後、徐々に成長が鈍化する過程の失敗要因をPost-merger Integrationの観点から検討することをテーマとしている。脊椎治療用の医療機器を販売する「ジョンソン・エンド・ジョンソンのデピューシンセス事業部」は、競合企業の買収を行うことで市場の成長を上回る大きな売上の成長を数年間に渡って達成した。しかし組織統合の過程の中で重要な組織文化が徐々に失われ、しばらくして成長が鈍化する状況が描かれている。組織の統合を販売戦略、バリューチェー及び組織文化の統合などの論点から分析し、組織の統合とその後の成長において重要となる要素を考察してもらうケースである。
詳細情報
ケースID | 20-1154 |
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登録 | 2020 |
業界 | 製薬業 |
分析領域 | 総合経営 |
ページ数 | 16 |
言語 | Japanese |
ティーチングノート | あり |